トピック展Vol.2「亜麻と本別のはなし」開催(〜8月31日)
当館では令和6年7月2日(火)よりトピック展「亜麻と本別のはなし」を開催します。「植物」としての亜麻、「作物」としての亜麻、亜麻工場があった本別、空襲体験のある本別…今回のトピック展では、亜麻をピックアップして本別町とのつながりを展示・紹介します。
亜麻や農作業の様子、爆撃を受けた本別亜麻工場を写した写真パネルをはじめ、本別町の開拓の歴史を知る上で重要な井出英作が書き記した「井出日記」、バイオリン播種器等の資料を計82点、展示しています。地域の亜麻栽培の歴史に触れ、改めて本別空襲の悲惨さを感じていただきつつ、「亜麻」を知るきっかけになれば嬉しいです。
【PDF】トピック展Vol.2「亜麻と本別のはなし」ポスター@本別町歴史民俗資料館
トピック展Vol.2「亜麻と本別のはなし」は8月31日(土)までの開催です。開催概要および展示内容につきましては下記をご参照ください。皆様のご来館をお待ちしております。
開催概要
会 期 2024/7/2〜8/31
会 場 本別町歴史民俗資料館 2階 研修室 (本別町北2丁目)
開館時間 9:00〜16:00
休 館 日 月曜日、祝日(7月15日は祝日ですが特別開館いたします。)
入 館 料 無 料
※通常、日曜日は休館日ですが、本事業の展示期間中は日曜日も開館いたします。
展示内容
①「植物」あるいは「作物」としての亜麻
② 本別町における亜麻栽培の歴史
③ 道内の亜麻会社の変遷および亜麻工場・バイオリン播種器の分布
④ 亜麻工場と本別空襲の関係
トピック展とは?
「あとがき」みたいになりますが、トピック展についてご説明します。簡単にまとめると当館のトピック展は「収蔵資料を任意のテーマあるいはカテゴリー毎に展示・紹介する小さな展示活動」です。従来の企画展やミニ企画展よりも小規模な展示企画となっており、他館でも同様の名称やクローズアップ展示、サテライト展などの名称で不定期開催されています。
当館は5,000点以上もの郷土資料を所蔵していますが、多くの収蔵資料は収蔵庫に保管されており、所謂、収蔵庫に”眠っている”状態です。もったいない………。そこで「収蔵資料を活用すること」と「地域資源に関する新たな学びの場を創出すること」を目的に本事業を企画しました。
お問合せ 本別町歴史民俗資料館 TEL 0156-22-2141 (内線410)
Honbetsu Museum of History and Folklore