現在、当館では企画展「まちの食品工場をさぐる」を開催しています。昭和30年代から40年代にかけて本別町に誘致され、地域の発展に大きく貢献した北海道糖業株式会社本別製糖所、明治乳業株式会社本別工場のあゆみをたどる展示企画です。

「北糖さん」「明乳さん」と親しまれ、文化・スポーツや自治会活動といったコミュニティの進行役でもあった本町の食品工場。北海道糖業本別製糖所は2023年1月に生産を終了し、建物の解体作業が進められている最中、明治本別工場は2027年9月をもって廃止するとのプレス発表がありました。

時代の変化に伴い、どの産業も厳しい状況ではありますが、これらのあゆみをたどることで、地域産業の未来を考えることができるのではないでしょうか？本企画展は2月末までの開催です。開催期間も残りわずかとなってしまいましたが、多くの方のご来館をお待ちしています。