本別町歴史民俗資料館ブログ

【報告】ネイチャーゲームで自然体験「vol.2ミクロな世界へGO!」

2024年5月18日(土)にネイチャーゲームで自然体験「vol.2 ミクロな世界へGO!」(主催:本別町歴史民俗資料館)を開催しました。町内から22名の親子が参加。義経の里 本別公園をフィールドに、虫めがねを使ったネイチャーゲームのアクティビティ<ミクロハイク>を楽しみました。

*参加者内訳:未就学児5名 / 小学生8名 / 保護者9名

写真1 本別公園内のつつじ橋を渡った先にある東屋を拠点に本事業を開始

今回の目玉はなんといっても「虫めがね」を使った自然観察です。普段何気なく見ている自然を虫めがねで拡大して観察しました。自分の目で実際に観察をするコト…自然観察のポイントの1つです。拡大して観察すると、草花や昆虫類の構造やぱっと見ではわからない自然物の細かい部分に気づくことができます。私もこのアクティビティを大学生の頃に初めて体験してからというもの、発見が多く大好きなネイチャーゲームです。

写真2 虫めがねを片手にしゃがみ込み足元の地面や草花を観察する様子

子どもたちは「太陽を絶対に見ない!」というルールを守りながら、小さな草花や樹皮、アリなどをじっくりと観察。セイヨウタンポポの綿毛を拡大して観ている子、樹皮についた苔類を観る子、動きの速いクモを観察しようと奮闘している子、<ミクロハイク>前に見つけたダンゴムシを拡大したいと探し回る子…思い思いに虫めがねの先にあるミクロな世界を楽しんでいました。

写真3 樹木を歩いていたアリを見つけて虫めがね越しに観察を楽しむ様子。

この日はいきなり虫めがねは使わず、まずは「観察する」練習からスタート。フィールド内にある「まるいもの」「さんかくのもの」「木の枝」を探してどんなものがあったかを共有し、次に<森の色あわせ>で様々な色を探しました。それから本番!虫めがねを使った<ミクロハイク>を実践。子どもたちからは「もっとやりたい!」と意欲的な声が多く聞かれました。また、アンケートには親御さんから「小学生以下の子も楽しめました!」「子どもが楽しめるイベント・時間・場所を作ってくれて感謝です。」「今後も続けて欲しい!」と嬉しいご意見・ご感想をいただきました。

ネイチャーゲームを楽しみ、地域の自然環境に親しみ、フィールドを駆け回る子どもたちの好奇心旺盛でパワフルな姿に、本事業を企画して良かったなと感じる1日でした。

事業名:ネイチャーゲームで自然体験「vol.2 ミクロな世界へGO!」

主 催:本別町歴史民俗資料館

場 所:本別公園

案内人:永末 透威(地域おこし協力隊 資料館担当 / ネイチャーゲームリーダー)

 

活動写真

*写真の使用については、参加者からご承諾をいただいております。

写真4 風が強かったが快晴で野外活動にはぴったりの日和
写真5 「まるいもの」を見つけて何かの葉を掲げて笑顔でカメラ目線
写真6 見つけた「まるいもの」をみんなで見てみる、タンポポが人気でしたね
写真7 「木の枝」をみつけておいで!というお題に大物をかき集めてご満悦の様子
写真8 虫めがねを使ってじっくりと足元に広がるミクロな世界を楽しんでいます

 

本別町歴史民俗資料館

Honbetsu Museum of History and Folklore

他の記事

“自分らしい生きかたを
選択できる町”本別人へのインタビュー

地域との“つながり”を感じる町
ほんべつ町とは?

ほんべつ町を知る