トピック展Vol.3「林業支えた道具たち」開催(〜11月30日)
当館では令和6年10月1日(火)よりトピック展「林業支えた道具たち」を開催します。開拓者が入植した当時の本別は、一部の草地を除いたほとんどが樹木が生い茂る森林でした。様々な道具を駆使して、森を切り開き、部落が発達していき村となり、そして町へと変わりました。ここ本別町はあゆみの中で「木材のまち 本別」と言われるなど、地域のあゆみと林業は深い関わりがあるのです。
本トピック展のテーマは「林業道具」。時代の流れとともに、これまでどのような道具が使われ、先進的な林業機械開発や導入が進む現代において、どのような高機能林業機械が使われているのか…。これまでの林業を支えた道具と現代の林業を支える道具・機械を実物資料・平田美紗子(林野庁 北海道森林管理局)氏の漫画などで紹介します。この機会に、開拓期から現代にかけた林業道具の移り変わりに触れてみませんか。
【PDF】トピック展Vol.3「林業支えた道具たち」ポスター@本別町歴史民俗資料館
トピック展Vol.3「林業支えた道具たち」は11月30日(土)までの開催です。開催概要および展示内容につきましては下記をご参照ください。皆様のご来館をお待ちしております。
開催概要
会 期 2024年10月1日〜11月30日
会 場 本別町歴史民俗資料館 2階 研修室
開館時間 9:00〜16:00
休 館 日 日曜日、月曜日、祝祭日
入 館 料 無 料
協 力 林野庁 北海道森林管理局 / 絵:平田 美紗子
展示内容
①これまでの林業を支えた道具(実物展示)
②大正〜昭和時代の本別町における林業作業風景(写真記録)
③貴重な資料:長運斉のマサカリ(実物展示)
④現代の林業を支える道具(平田美紗子さんの漫画『人to木』)
トピック展とは?
「あとがき」みたいになりますが、トピック展についてご説明します。簡単にまとめると当館のトピック展は「収蔵資料を任意のテーマあるいはカテゴリー毎に展示・紹介する小さな展示活動」です。従来の企画展やミニ企画展よりも小規模な展示企画となっており、他館でも同様の名称やクローズアップ展示、サテライト展示などの名称で不定期開催されています。
当館は5,000点以上もの郷土資料を所蔵していますが、多くの収蔵資料は収蔵庫に保管されており、所謂、収蔵庫に”眠っている”状態です。もったいない………。そこで「収蔵資料を活用すること」と「地域資源に関する新たな学びの場を創出すること」を目的に本事業を企画しました。
お問合せ 本別町歴史民俗資料館 TEL 0156-22-2141 (内線410)
The Historical Museum of Honbetsu