ほんべつわやカイギvol.13 開催レポート
秋も深まる十勝・本別町の10月16日の夜、ほんべつわやカイギvol.16開催しました。
今回も8月に続き、町外からのプレゼンテーターもお迎えして「おやきやTotte」さんで、リアル開催。わやカイギパーソナリティの藤井がリポートします。
町内外、役場職員、高校生、農家、学校の先生など多彩な12名が集まり、今回も”わや”盛り上がりました。
プレゼンテーターの1人目は、浦幌町地域おこし協力隊の犬養竣さんで、プレゼンテーマは「移住者の視点から見た地域の魅力」でした。
犬養さんは、白糠町出身で、大学時代のゼミの活動を通じ浦幌町に出会い、子供と大人が一緒につくる「うらほろスタイル」の活動に触れ浦幌町への移住を決意。大学を卒業後、地域おこし協力隊として赴任し、地域の学びを支える取り組みをしています。
H19年に地元高校の新規募集停止をきっかけに、問題意識を持った町民たちが立ち上がり、はじまった活動。本当の地域の豊かな暮らしを子供たちに伝えようという「町の魅力を伝えるバスツアー」の活動を通じて、それまでは交わることがあまりなかった教育のプロである教職員と、町を知り尽くす町民とが手を取り合うことがきっかけとなったそう。
大人たちがわくわくしていないと、地域の魅力を子供たちに伝えることはできない、という犬養さんの言葉がとても印象的でした。
プレゼンテーターの2組目は、本別高校生たちが主体の経営ゼミ「本別プロジェクト」の皆さんです。
本別プロジェクトは、今年度からはじまった高校生たち主体の自主的なゼミ活動。本別高校が取り組む総合的な探究の時間「とかち創生学」から飛び出した、学校の枠組みからはみ出した取り組みです。
「とかち創生学」の中で生まれた本別の特産品である豆を活用した化粧品の試作品を、実際に販売するところまで手掛けたい、ということが今回のプレゼンテーマでした。
大人たちも加わった本気のブレストでは、高校生たちも圧倒されるような本気のアイデアが沢山。実際にビジネスを手掛ける大人たちとのセッションは緊張感もあり、学び多き時間でした。
わやカイギ~シーズン2~も今年度、後半戦に入ってきました。
次回は、12月に忘年会も兼ねたリアル開催を予定しています。引き続き”わや”楽しんでいきたいと思います♪