第二回とかち創生学に参加しました!

皆さんこんにちは!情報発信推進員の福川です。4月が終わったかと思えば、5月ももう半ばに突入しました。皆さんGWはいかがお過ごしでしたか?
ちなみに、ぼくは体調を崩してしまい寝ゴールデンウイークとなってしまいましたぴえん。それでも、終わり良ければ総て良しで、回復した最終日に、本別町の河川敷の桜を見れたので満足です。
それはさておき、GW明けの5月7日本別高校一年生の「第二回とかち創生学」が行われました。
初回となった前回は「SDGsとは何か」をカードゲームを通じて学びました(第一回とかち創生学の記事はこちら)。二回目となる今回は、未来創造課の山岡さんが講師となって、「本別町のSDGsの取り組み」について学びました。
1.本別町はSDGs未来都市
授業冒頭で「本別町はSDGs未来都市」ということが話されました。「SDGs未来都市」とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側⾯における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが⾼いと内閣から選定された都市・地域のことを指します。本別町は2024年5月に選定されました。全国の自治体が約1750ありますが、2024年度のSDGs未来都市は7団体です。本別町がその7団体の1つに選ばれたワケですから、これは大変すごいことです。
2.授業前半
「本別町はSDGs未来都市」ということがわかり、続いて「本別町のSDGs推進事業」に話は移りました。SDGsの3側面「経済」「社会」「環境」の分野ごとに本別町でも課題を設定し、事業展開しています。
経済分野であれば、「地域商品をSDGsブランドとしてリブランディングする」「サテライトオフィスの設置」が挙げられました。前者は、SDGsブランドとして付加価値をつけることで、売り上げの一部を社会課題解決資金に充てることができ、後者は、域外事業者を呼び込むことによって、社会課題を解決するための人材や技術、産業を創出することができる取り組みになります。
社会分野では、「市街地の機能向上と活性化」が挙げられました。具体的には、空き家店舗を活用したパイロット事業(試験的事業)の実施です。これは、一定期間、空き店舗に事業者を招聘し、店舗を運営してもらいます。そこでの状況・状態を聞き取り調査し、最終的には、市街地の機能向上、域内の購買行動の促進を目指します。
環境分野では、「ゼロカーボンキャンプ場のオープン」が挙げられました。ゼロカーボンとは、人間による諸活動から排出される二酸化炭素から、森林等による二酸化炭素吸収量を差し引いた実質的な二酸化炭素排出量を0にしよう、ということです。本別町では、再生可能エネルギーの普及・促進を進めながら、キャンプ場をオープンさせようと取り組んでいます。
3.授業後半
これらのSDGs推進事業や本別町自体をたくさんの人々に知ってもらうため、「本別町SDGs未来都市 特設ホームページ」を開設するというお話がありました。この取り組みを機に、本別町の知名度が向上してほしいなと思いました。
授業の最後には、「本別町の空き店舗にどんなお店が欲しいか」を生徒たちと一緒に考えて、意見を出し合いました。若者ならではの意見がたくさん出て、参考になることが多くありました。
4.感想
第二回とかち創生学も、生徒たちと一緒に学ぶ側で参加しました(笑)。今回の授業は、生徒たちにとって、とても難解な内容でしたが、真剣に話を聞く様子が見られました。ぼく自身、もっとSDGsについて勉強しなければいけないなと感じました。
最後までご精読いただきありがとうございました!