ブーランジェリー・Shu(シュウ)

【本校生インタビュー】「たくさんの人に美味しいパンを届け続けたい」佐藤さんご夫妻が復活させた一度は町から消えたパン屋さん

地元で愛されている“町のパン屋さん”

ブーランジェリー・Shu(シュウ)は、ほんべつ(本別)町のたった一つのパン屋さんとして佐藤さんご夫妻が経営しています。ほんべつ町民から絶大なる信頼を得ています。

そんなパン屋さんだからお客さんの出入りは絶え間ない。

今は正真正銘の人気店であるが、お話をきくとこんなエピソードがあった。

ほんべつ町には、以前“チバパン”というパン屋さんがあった。しかしそのパン屋さんがなくなってしまい、佐藤さんご夫妻はそれを寂しく感じていた。それから数年後、互いにパン好きでそれが高じて開業したのが、今や大人気のShu(シュウ)である。

かわいらしいお店の入り口

 

『美味しかった』『また来るね』の言葉が私たちの頑張りの源

 

このように町に愛されているShu(シュウ)。その理由は佐藤さんご夫妻の人柄にあるに違いない。

Shu(シュウ)は約10年の歴史がある。そのため常連客も多数。

 

取材中にも、お客さんと気さくにパンについての会話をしている様子が垣間見られた。

また、私たちがお店から帰る時には、「お土産に。」とパンをいただきました。そんなところからも佐藤さんご夫妻の人柄が見えてくる。

 

佐藤さんご夫妻のパン作りに対する想いを聞いてみた。

「安心安全を心がけ、お客さんの笑顔にこたえたい」

そんな佐藤さんは、地域のお客さんの要望に応えて、パンの種類を増やしてきた。安心して食べられる素材を使うことにも心を配っている。

地域の人たちに美味しいパンをたくさん届ける努力を続けてきた。

それを続けてこられたのは、お客さんの『美味しかった』『また来るね』という言葉があったからだ。

 

「ほんべつの子供たちに、他でいろいろな経験をしてこの町に戻ってきてほしい。」

そう語る佐藤さんご夫妻の優しいまなざしは、まっすぐに町の未来を見つめている様にも見えた。

店内にぎっしりと並べられた出来立てのパンたち

 

インタビュアー:本別高校・川崎

地域との“つながり”を感じる町
ほんべつ町とは?

ほんべつ町を知る