オレンジカフェ

【オレンジカフェ視察リポート】オレンジカフェを一緒に楽しんできました!

こんにちは!HOTほんべつリポーターの藤井です。今回は、フクハラさんで毎週金曜日の10時半から11時45分まで開催される「オレンジカフェ」についてリポートします。

皆さん、「オレンジカフェ」ってご存じですか?

認知症カフェ(通称「オレンジカフェ」)は、オランダで始まったアルツハイマーカフェを源流として世界各国に様々な形で広がっていきました。日本では、2012 年の認知症施策推進 5 か年計画(オレンジプラン)にて初めて明記され、続く認知症施策推進総合戦略(以下、新オレンジプラン)では、全市町村設置を目指すことが示されました。

新オレンジプランでは、「認知症の人の介護者の負担を軽減するため、認知症初期集中支援チーム等による早期診断・早期対応を行うほか、認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う認知症カフェ等の設置を推進する。」とされ、家族支援と初期の認知症の人の支援の場となることも想定されています。

ちょっと、難しいお話をしてしまいましたが、認知症になっても「地域での支えや理解」があれば、この町で暮らし続けられるようにするため、まずはつながる場をつくろう!というものかなと。

本別町役場保健福祉課とチームオレンジの皆さんがこのカフェを運営されています。

 

ちなみに、本別町のオレンジカフェは、何かが生まれる予感のする誰でも参加できるつながりのカフェ。認知症の方、認知症ではない方、年齢問わずに誰でも参加できる場(僕も少しだけ一緒に楽しく参加しました!)

 

それでは早速、様子をのぞいてみましょう。この日は、参加者の皆さんで、かわいい飾りを折り紙でつくっていました。梟(ふくろう)と小鳥が木の枝にとまったかわいい飾りです。

 

飾りつくりのレクチャーをされていたのは、保育園の先生をされていたという田西さん(なんと、本別保育園の先生をはじめからされていたとのこと!どうりで教えることや手先が器用なんだと)。ご高齢になってもいつまでも役割を持っていらっしゃることで、とても生き生きとされていました。

 

はじめは、話しかけてもほとんどリアクションがない(笑)くらい、参加者の皆さん細かい作業に集中されていました。これだけ細かい作業ができるなんて、本別のお年寄りは本当に器用な方ばかり。色とりどりの折り紙を使ってつくられる飾りは、一つひとつ個性があって、とてもかわいらしい素敵なものばかりでした。

 

そして、お元気な女性の皆さんの横で、男たちの真剣勝負(オセロ!)が繰り広げられていました。

真剣なまなざしと、熱い勝負の行方はどうなったのでしょう~!

 

以上、毎週金曜のフクハラで開催されているオレンジカフェからでした。

まずは、この場のあたたかな空気をぜひ、体験してみてください!

 

[本別町のオレンジカフェ]

フクハラ本別町店内で、毎週金曜日10時半~11時45分まで開催しています

<お問い合わせ> 高齢福祉課 0156-22-9222

総合ケアセンター(HOTほんべつ内ページ)

https://honbetsu.com/infrastructure/total-care

 

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