小麦選別も終盤へ。
今年の小麦選別も終盤へ。
”パウンドケーキ”や”うどん”つくりによい『きたほなみ』。
今年も沢山のパン屋さん達と一緒に収穫してきた、大人気のパン用『はるきらり、春よ恋、キタノカオリ』。
今年も約1ヶ月間、日曜日以外は全日稼働で走り抜けてきました。
社員達も交代で夜は9時まで頑張ってくれました。毎年思いますが、よくはじめたな😅と思います。
両親が生前に話していた話。
「乾燥機から小麦を、当時はコンテナを並べて排出していました。
なんせ大きな乾燥機から勢いよく小麦がでてくるので、コンテナ3基を横ならびにして、各コンテナに振り分けて入れなきゃいけないため、コンテナ枠にお袋か私がよじ登って、乾燥機ダクトからつながるホースを手で掴みながら振り分ける🤣という半手作業だったのです。
すると途中でジャバラホースが外れて、ものすごい量の小麦がドバドバ溢れ散るわけです。
ある日の朝食の際に、お兄ちゃん、昨日ね大変だったのよとお袋が話だしたのです。
あのね、お父さんが乾燥機のダクトが外れて小麦がばら撒かれだしたのを夢でみて、ベットから慌てて半身起きて、母さん、大変だ!と叫び、箕ミ(農家ならもってるプラのザル)を両手で持った感じで夜中ベットで2人でエアー箕ミ?をして、我に気づき爆笑したそうです。
あの話は、当事者だからこそわかる、因縁とも言える面白さがあり、私もそれを聞いて大爆笑した覚えがあります。
が、このエピソードに私もどうにかせんとならんと、だったら直接乾燥機排出ダクトからコンテナにうけずに、ワンクッションおくための貯入タンクを作ればいいじゃんと、現在の原料タンクをつくり設置したわけです。
毎年、両親の寝ぼけたエアー箕ミ事件は、私の疲れた身体に癒しを与えてくれてます。
今年もありがとう😊
前田農産食品WEBショップ