元気くんと「日本一の豆のまち」について
- インタビュアー
- 地域包括ケア研究所 藤井 雅巳
ほんべつ町は、「日本一の豆のまち」。
日本一の由来は、諸説さまざまだ。
十勝の豆は、全国的にも、世界的にも評価されているのは間違いない。そして、ほんべつ町は、中山間地にあり、十勝の中でも寒暖の差が大きく、日照時間も非常に長い。これらの地理的条件がほんべつの豆の品質の裏付けにもなっている。
さらに、本別の高品質な豆を用いた豆製品は数多く、その事業者数も多数だ。
こだわりの手作り納豆を作り続けている「やまぐち発酵食品」や、十勝・本別産大豆を使ったこだわり味噌や醤油の醸造所「渋谷醸造」、日本の甘納豆のルーツの一つでもある「岡女堂本家」など、この地の豆製品を製造する事業者の密集度も日本有数だ。
そして、ほんべつ町の公式の歴史にも記録される、「まめ成金」の存在。ほんべつの豆の出来が京都の和菓子の値段を左右したという伝説もあるそうだ。
そんな、様々な角度からも浮き上がってくる日本一の豆のまちの姿。
ほんべつのマスコットキャラクターは、躍動感にあふれ親しみやすい、本別町の特産品「豆」をモチーフにしたキャラクター「元気くん」。この愛称は日本一の豆のまちにぴったりで、元気な本別町にふさわしい名前をと、2001年の開町100年に併せて公募で選ばれた。
「いいひと いいまち いきいきほんべつ」を町の総合計画のキャッチフレーズとして活用し、マスコットキャラクター「元気くん」は、町広報紙の紙面やカントリーサインなどにと、幅広く活躍。
ほんべつ町を訪れた際には、その「元気くん」がいたるところで出迎えてくれるはず。
注釈:インタビュアーがヒアリングした内容に基づいて作成しておりますが、一部主観的な見解もあり、客観的な裏付けが乏しい内容も含まれることをご容赦ください。
- インタビュアー
- 地域包括ケア研究所 藤井 雅巳
抽象的に捉えられがちな「地域包括ケアシステム」を、実践を通して具現化するシンクタンク「地域包括ケア研究所」の代表理事。2017年より本別町に頻繁に足を運び、町の魅力として、「人」にフォーカスするWebメディア「HOTほんべつ」を企画。